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​社名由来

​なぜ「しゃもじ」なのか?

「しゃもじ」には様々な謂れがあり、

慈悲喜捨(じひきしゃ)の4つの心の意味と通ずるところがあるとされています。

​この4つの心を会社の指針として持ち続けるために社名にしました。

慈:あらゆる生命を「友」として慈しむ心

「生命は単独では生きられず、相互扶助の関係を生きている」という考えのもと、あらゆるものに対して友として接し、その友を慈しみ、友と楽しもうとする態度を大事にしたいと考えております。立場の違いはあっても、人はみんな平等です。目指すべきは目的に向かってチームを組み、与え、与えてもらう、ギブ&テークの関係。「おはよう」「元気?」「先日の仕事はどうだった?」「一緒に食事しましょう」「楽しかったね」「ありがとう」。そんな気持ちの良い関係を、社員さんとも、パートさんとも、外注先とも、顧客とも、あらゆる人、生命との間に育てたい。

それが慈の心です。

悲:苦しんでいる人を
「助けたい」と思う心

悲の⼼は、抜苦(ばっく)の⼼とも呼ばれます。私たちは、人に対して友情だけを求めているわけではありません。悲しいとき、つらいとき、苦しいときには、助けてほしい。また、慰めてほしいと理解を期待します。

 ⽣命は平等ですが、それ以外の物事は均等ではありません。目の前で苦しんでいる人をただ傍観するのではなく、寄り添い助けの手を差し伸べる集団でありたいと考えています。

喜:他人の幸福を
共に喜ぶ心

生命の中には、環境や、運や、能力に恵まれて大成功するものがあります。頑張って成果を上げた、試験に合格した、結婚した、子どもが生まれた、と喜んでいる生命もたくさんあります。

 それを見て、「何で自分じゃないんだ」と落ち込んだり、嫉妬したり、挑戦しようとしたり、足を引っ張ろうとするのは、カッコ悪い。他人の幸せを妬み、他人の不幸を喜ぶ人は多く、他人の成功や幸せを手放しで喜べる人は少ないです。ただ、私たちは喜んでいる生命に、楽しんでいる生命に、素直に拍手やエールを送ることができる人の集団を目指します。

捨:生きとし生けるすべての生命の、幸福を願う心

捨は、インドの言葉で「ウペッカー」と言います。ウペッカーには「平等」という意味があります。視点を上げて、より深く、広く「やさしさ」を育てます。生命をより高い視点から俯瞰(ふかん)して観察すると、そこには、友も、まだ友でないものも、苦しんでいるものも、喜んでいるものも、幸福でも不幸でもないものもいます。それらすべてを平等に見て、それぞれがそれぞれに「幸せであれ」と願う心。それが捨の心です。

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